O脚やX脚などの脚の歪みがむくみを引き起こす!【むくみの原因】

むくみといってもいろいろなタイプがあります

多くの方が考えている「指で押してへこんだところがながなか戻らない」というのもむくみですが、反対に、脚がパンパンに張ってしまう、というのもむくみが関係しています

そのむくみはO脚やX脚などの歪んだ脚が引き起こしているかもしれません

脚の歪みがむくみの原因?

脚の歪みがむくみの原因

むくみは脚の歪みとも関係しており、歪みからくる筋肉の緊張や結合組織の緊張がむくみを作り出していきます

脚の歪みについて知っておくと、よりむくみ解消の効果が得やすいと思います

人のからだは、長い歴史の中で習慣に適した骨格を形成してきたものです。ところが、急激な習慣の変化に適応するために、日本人の骨格は急速なスピードで変化していくことになりました

脚を歪ませる生活様式

大きな変化といえば生活様式でしょう

日本の生活様式は和式から洋式へと移行しつつあります。新築の家では最初から和室がない家を多く見つけることができます。この畳離れは若い人ほど多く、生まれた時から畳の生活をしていない、という人もいるほどです。これによって正座やあぐらといった床に座る習慣が少なくなったのです

床に座る習慣が少なくなるにつれて、従来は親から子へと伝えられた正しい正座の仕方などがうまく伝えられなくなり、正しい正座をできない人が増えてきたのです。これが床に座ることによって足首や膝の関節をゆがませてしまう原因のひとつになったのです

栄養面の変化

栄養面の変化も見逃せません。ここ半世紀の日本人の力ロリー摂取量を調べてみると、大きな変化はありません。むしろここ数年を見る限りでは、摂取力ロリーは減少傾向にあります

しかし、摂取力ロリーに対する脂肪の摂取が大きく増えているのです。特に動物性脂肪の摂取量の増加は肥満になる原因となります

それによってコレステロ—ル値が高くなり、肥満者を増やす要因となりました

運動量の低下

そして運動量の低下。日本学校保健会の「児童生徒の健康状態サーペイランス調査」で明らかになったのですが、子供の運動時間が減少傾向にあるのです

ー部の子供は以前とさほど変わらない運動量を保ってはいるのですが、それ以外の子供は極端に運動量が減り、運動する子としない子の差が広がっているのです。運動は子供の頃からの習慣が関係しますから、大人になってから運動の良さに目覚めて始めることは少なく、運動不足から筋肉や骨、特に関節の発達が弱くなってしまうのです

もともとの骨格にそぐわない生活、からだの大型化、そして骨や筋力が弱くなるなど、骨格は悪くなる方向に変化することになってしまい、従来とは異なる歪み方でしかも強度の歪みとなってしまったのです

O脚やX脚がむくみを強く引き起こす

O脚やX脚がむくみを強く引き起こす

日本人の8割以上がむくみを感じているといいますが、日本人はどうしてこんなにもむくみを感じる人が多いのでしょうか。先程紹介した骨格の変化もむくみを作る原因になります。たとえば、洋式の生活習慣は和式に比べ脚の屈伸運動が少なくなりますから、それが筋肉ポンプ作用を低下させるもとになります

肥満もまた肥大した脂肪細胞がリンパ管を押さえ、むくみを起こさせますし、運動量の低下による筋力低下もまたむくみの原因になります

歪んだ脚もまたむくみを起こす原因となります。O脚やX脚そしてXO脚というのは、一般的にいうように骨盤だけが歪んでいるのではありません。足の指や足首、膝、股関節そして上半身と全身の骨格が歪んだ結果できあがった脚の形です

特に、足首と膝、股関節の歪みはむくみを強く引き起こす原因となります

足首のゆがみは腓腹筋の作用を低下させてしまいます。腓腹筋はリンパ液や血液を上半身へと送り出すポンプ作用を担っていますから、足首のゆがみは直接むくみを作り出します

また、膝と股関節にはそれぞれ「リンパ節」があり、膝と股関節のゆがみはリンパ節の機能を低下させ、リンパ液の流れを阻害させてしまうのです

むくみを解消するため脚の歪みをチェックしよう

脚の歪みをチェック

様々なむくみを解消するためには、まずむくみを起こす原因を知ることです

もちろんむくみを解消するだけでなく予防することもできますから、この機会にご自分の脚の歪みをチェックして下さい

短期間にむくみを改善したい!という人は、脚のゆがみタイプ別にストレッチなどを行いましょう

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