むくみをとる正しい入浴方法とは【むくみをとるお湯の温度】

入浴は一日の疲れ、むくみを解消する良い方法です。思いきり体を伸ばしてゆったりと入浴しましょう

むくみをとるための「正しい入浴方法」「正しいお湯の温度」は知っておくべきです

むくみをとる理想的な入浴方法

むくみをとる理想的な入浴方法

日本のお風呂は、座って体を折り曲げて入るタイプのものが多いですが、本当は洋風のお風呂のように体を伸び伸びとさせられるタイプのほうが、リラクゼーション効果は高いです

せっかくお風呂でリラックスして末梢の血行をよくしているのに、身体を折り曲げることで、そけい部やひざ裏のリンパ節を圧迫してしまっては、効果が半減してしまうからです

むくみをとる理想的な入浴方法はとにかく体を伸び伸びとさせることです。そして、適度に足をあげて血行を良くすることも大事です

正しい入浴をすれば、ひざの裏やアキレスが伸びて気持ちよくなるし、脚にたまった余分な水分を静脈やリンパが回収してくれます。ただ、脚を上げすぎて、そけい部を圧迫しないように注意しましょう。

入浴後のケアがむくみにはとても重要

また、入浴後は、温まって血管が拡張した状態のままでいると、広がった足先の血管に血液がストーンと落ちてしまうため、逆にむくんでしまう場合もあります

すぐにべッドに入って足を高くして休んだり、冷やすなどして、広がった血管を収縮させることを忘れないようにしましょう

温まった足をスッキリさせるために、入浴後にシャワーで冷水をかけてあげると血管が収縮され、血行がよくなります。充分に温まった後の冷水なら、冷え症の人にも効果があります。とにかく寝る前に血管を拡張、収縮させて、血液の循環を促すことが大事です

入浴後から寝るまでのケアは、むくみには、実はとても重要なのです

お風呂を心地よい空間にするのも大切

お風呂を心地よい空間にする

血行を促すには、自律神経の働きも影響してくるので、お風呂ではとにかく心身ともにリラックスすることを心がけてほしいことろです

かわいいバスグッズを飾ったりするだけでも、お風呂タイムは楽しくなります。バスタブに付けられるバスピローなどを利用して、長湯を楽しむのも悪くないでしょう

入浴剤は血行を促し、肌への保湿効果が高いものなどもあるので、いろいろ試してみたり、お気に入りの香りのエッセンシャルオイルを数滴入れて、アロマテラピーを楽しむのも良いです

むくみに効くお湯の温度

むくみに効くお湯の温度

また、お湯の温度にも気を使うとむくみをとる入浴効果もぐんと高くなります

熱めかぬるめかで、体に対する影響も変わってくるからです。朝風呂なら、交換神経を目覚めさせる熱めの湯にさっとつかるのがよく、疲れやむくみを解消したいときは、39度から41度くらいの、一般的な入浴温度でゆっくりつかるのが良いです

体温よりもやや高めの38度くらいのぬるめの湯に、20分程度みぞおちから下だけ浸かる半身浴も、下半身の血行をよくするのに効果があります

42℃以上は朝の目覚めに最適

交換神経を目覚めさせる温度。朝風呂でスッキリしたいときは、このくらいの温度にサッとつかるのがいい

39~41℃はむくみ、冷え性に効果的

副交換神経をリラックスさせ、血液の循環をよくする。脚が疲れたと感じる日は、このくらいの温度に、少しゆっくりめにつかるとよい

37~38℃はぐっすり眠りたいとき

筋肉が弛緩し、気分がやわらぎ眠気を誘う。少しぬるめの湯に20〜30分浸かると、副交換神経が刺激され、その後ぐっすりと眠れる。肩こりなども解消される

シャワーだけでもむくみのケア

シャワーだけでもむくみのケア

また、体調が悪くて入浴はしたくないという場合は、簡単にシャワーだけで、むくみのケアを行いましょう

まず熱めのお湯をつま先から脚の甲にかけて浴びせ、充分に温まったと感じたら、今度は20度前後の冷水を浴びせて、血管を収縮させる。これを4〜5回繰り返すだけでOKです

脚を湯と水に交互に浸すだけでも、末梢から血行もよくなります。脚の外側は動脈にそって、上から下へ。内側は静脈の循環を促すために、くるぶしからひざ、ひざからそけい部へと流します

脚の重たい感じがとれてスッキリするはずです

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