ツボを刺激してむくみをとる!むくみを解消する6つのツボとは?

むくみにはツボの刺激が有効です

むくみの他にも、元気がない、疲れやすいという症状から、女性に多い冷え性、生理痛まで、体のあらゆる症状に効くのが経絡を刺激するツボ押しです

ツボを刺激してむくみをとる

ツボを刺激してむくみをとる

足の裏は第2の心臓といわれ、疲れや不快な症状はここにすぐあらわれるといいます。大事なツボが集中している足を刺激してむくみをとりましょう

病気ではないけれど、むくみの他にも何となくだるい、やる気がおきない、元気がない。ふだんこんなふうに感じている人は多いはず。そんなときには自分の手と足の表裏をじっくり見てみましょう

手足の表裏は体の臓器や組織と深い関わりを持っているので、体のどこかに不調があると痛みやしこりを感じたり、肌の色ツヤが悪かったり、ムラができたりします

特に足の裏は、胃腸などの内臓器官とつながりがあるので注意して見ておきたいところです

ツボの刺激で悩み改善

東洋医学では、健康を維持するために全身を流れる生命エネルギーを「気」といい、気の流れ道を「経絡」、経絡の滞りやすいところを「ツボ」といいます。滞ったところを指などで押して刺激し、流れをスムーズにしてあげることでいろいろな症状をやわらげます。ツボ療法は、いつでもどこでもカンタンにできて、しかもお金がかからないのが特徴です

人間には12の経絡と、365ものツボがあると言われています。それぞれが手足をスタート地点として、体の中をめぐっています。足には6つの経絡があり、それに付随するたくさんのツボがあるのでそこを刺激するだけでも、むくみをはじめとする女性特有の悩みがかなり解消されるはずです

ただ、ツボの場所は1人ひとり微妙に違うこともあるので、押したりもんだりして探してみましょう。痛みやしこりを感じたり、押したところは何も感じないのに違うところが暖かくなったりした場所がツボです

正しい押し方

正しいツボの押し方

  1. ツボの押し方は親指の腹で押すほか、くるみやゴルフボールなどを使い、手のひらでころがすとよい
  2. ツボを通る経絡は、ほぼ手足の末端から始まっているのでウォーミングアップも指先から。足のツメの生え際を親指から小指まで順番に刺激したり、指先や足首をぐるぐるまわしたり、足の甲の骨と骨の間ももみほぐす
  3. ツボを押すときには大きく息を吸ってはきながら押す。邪気をロからはき出すイメージを持つとよい。痛みやしこりを感じたら念入りに押そう
  4. 必ず左右のツボを押す
  5. もみほぐしたなと感じる程度の回数が目安時間がないときには左右10回ずつでもよい

むくみを解消する6つの脚のツボ

①足のむくみや疲れをとるツボ「湧泉(ゆうせん)」

湧泉

出典:sukkirisuru.com

足の指を曲げるとくぼみができる、その中央が湧泉。中国では不老長寿のツボといわれる元気のもとのツボ。腎経に属するツボで足の疲れはもちろん、イライラ、ストレスがたまった場合にもここを押すとよい。婦人病にも効く

両手の親指の腹を使い、息をはきながら最低10回押す。両足行なう

②むくみの遠因、低血圧に効くツボ「太谿(たいけい)」

太谿

出典:kansai-kagaku.co.jp

内くるぶしのうしろにある、くぼんだところ。指で押すと脈拍が感じられる。足の裏の湧泉と同じく腎経に属するツボで、ここを押すと血行がよくなり体が暖まってくる。また精力アップのツボでもある

親指の腹を使い、息をはきながらゆっくりと強く押す。10回を目安に両足行なう

③むくみと共に悩みがちな肩こりに効くツボ「承山(しょうざん)」

承山

出典:blog.goo.ne.jp/kousagis38

ふくらはぎの下、ちょぅど筋肉が腱に変わるところにあるのが承山。足の裏から首までつながる長い経絡(膀胱経)で、ここをもみほぐせばむくみと共に肩こりに効く。足がしびれたり、夜中に足がつったときにはここを押してみよう

親指の腹を使い、息をはきながら左右の足を10回程度押す

④むくみの原因のもなる冷え性に効くツボ「三陰交(さんいんこう)」

三陰交

出典:192abc.com/21390

足の内側のくるぶしから9センチ上がったところ。肝経、腎経、脾経が交差している大切なツボ。ここの流れが滞るとむくみの原因にもなるので、毎日押して血行をよくしたい。婦人科系の働きをよくするツボでもある

親指の腹を使い、息をはきながらゆつくりと左右の足を10回程度押す

⑤肥満防止のうれしいツボ「血海(けっかい)」

血海

出典: seiri.azukichi.net

血海はひざの内側上5センチくらいのところで、立つとくぼみができる。血海は脾経に属するツボで消化器管の機能を整えてくれる。むくみや肥満に効果がある

両手の親指を使い血海を10回程度もみほぐす

⑥生理痛をやわらげるツボ「足の三里(さんり)」

足の三里

出典:urizun-acpmox.com

むこうずねの外側のひざ下9センチ(手の指4本分)くらい下のところ。三陰交や承山なども生理痛・婦人病に効果がある。胃経に属するポイントなのでむくみや胃の働きを整えるほか、頭痛もやわらげる

足を閉じ、ひざをつけて、両足をー緒にもみほぐす感じで10回程度行なう

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