酷いむくみで辛いときは足湯につかってみましょう
手ごろな桶を用意するだけで、むくみ解消に役立ちます
足湯は手軽でむくみ解消効果も高い
足湯は、まず両足が足首までつかる桶を用意します
36℃〜38℃くらいのぬるめのお湯を入れ、専用のエッセンシャルオイルやフットエステ用の浴用品などを数滴たらし、10〜20分くらい足を浸けておきます。お湯がぬるくなってきたら、差し湯をするなどして、気持ちのいい温度に保ちます
むくみがひどいと感じるときは、もうひとつ水の入った別の桶を用意し、3〜5分間隔で交互に浸かると、血管が拡張と収縮を繰り返すことで、むくみが解消されます。足湯で脚をスッキリさせた後は、サランラップを巻き引き締めながら1日過ごせば、より効果も高まります
サランラップを巻く場合は、股とひざの裏のリンパを圧迫しないように注意しましょう。ひざの部分を解放しておけば、動きも楽なので、この上からパンツを履いてでかけたりもできます。
フットバスも活用しよう
脚が疲れたなと思ったときは、フットバスを使うのも有効です。アロマテラピーのオイルを入れて、脚を浸けておくだけでも、代謝がよくなってリラックスできます
夜使うと、血行がよくなりすぎて寝付けなくなることがあるので、そんな時は朝に使いましょう。朝起きてすぐに目覚まし代わりに使いましょう
むくみとり用の塗り薬を脚に塗ったりするのも手です。ミントの香りがするものなどは、気分がシャキッとします
足湯でリンパ節を動かす運動
リンパの循環に重要なリンパ節を刺激する運動も、広い場所での足湯につかりながらなら手軽にできるので、ここで紹介しましょう
ひざの裏はいわゆる屈伸運動。ひざの曲げ伸ばしを10〜20回くらい繰り返します。そけい部は、まず少し前かがみになって片脚をもう片方の脚に引きつけるようにして持ち上げます。これを両方の脚で10回くらい繰り返します。こういう動きは、日常生活ではあまりしないので足湯とともに習慣にしてほしいところです
このリンパ節を刺激したり血行をよくする運動は、実はラジオ体操にほとんど含まれているものです。朝のラジオ体操は、むくみ防止や美脚づくりにも効果があるのです